HOME|制服・ユニフォーム・作業服にウォームビズ対策を!

効果的なウォームビズについて

200年前のイギリスでの産業革命をきっかけに進む温暖化とその対策

ウォームビズ対策と企業ユニフォーム

地球温暖化が進み、毎年何万トンという北極の氷が溶けることにより、各国々でさまざまな異常気象が発生しています。
フランスの首都パリでは例年の夏の気温を16℃も超えた平均気温を観測したり、インドの平均気温が48℃前後になってしまったり…。
一方日本は冷夏になってしまったり、大規模な森林火災や干ばつ、逆にタイの洪水のように集中的な降雨(豪雨)にさらされる異常気象が近年頻繁に発生しています。

ヨーロッパ諸外国をはじめ、日本も地球温暖化の原因となる温室効果ガスの一種である『CO2排出の削減』に積極的に取り組んでいます。
企業をはじめ、わたしたち個人も微力でありながら、エコ・省エネといった活動を活発に行っています。
アパレル・ファッション・ユニフォーム業界では、2007年(平成17年)に「クールビズ」や「ウォームビズ」が命名され、今ではすっかりおなじみの夏服/冬服の基準とも言えるほどに定着してきました。

2006年のアンケート調査によると、82%を超える顧客が「クールビズファッション/ウォームビズファッションの営業マン/セールスマンが訪問してきても不快だとは感じない」という結果も出ています。
現在日本のビジネス界において、「環境に配慮したクールビズ/ウォームビズファッションは失礼ではない」という認識を共有しているのがうかがえます。

Page Up

ウォームビズのための衣服(ユニフォーム、制服、作業着、防寒着)選び

ウォームビズのための衣服(ユニフォーム、制服、作業着、防寒着)選び

今年もやってくる寒い冬…ウォームビズ対策において効果的な着こなし・素材・作業服/ユニフォーム・制服についてお話したいと思います。

ウォームビズ=冬の室温を20℃設定を徹底させる衣服により体感温度を上げる際にとにかく大切になってくるのは何といっても、「すぐれた保温性」です。
空気を多く含んだ衣服は空気の動きができ発熱保温します。
私たちの身近なものでいうなれば、羽毛布団がそれにあたります。
制服・ユニフォームも同様に、綿素材よりも空気の層が作れ空気が運動できる「ウール」を素材を用いた事務服やユニフォームがはるかに温かさをキープできます。

また、余談ですが「clo値(クロ値)」と言って、1clo=気温21℃、相対湿度50%、桐生0.1m/秒の条件で、椅子に座り安静な状態で快適と感じる衣服の熱抵抗値を表した数値が定められており、簡単に保温性が高い衣服・ユニフォームウエアを推定する方法もあります。
省エネルギーセンターでは、人間の温熱特性を再現するマネキンを利用し「着衣」と「体感温度」の違いについて調べました。
それによると、冬には長袖のTシャツの上にタートルネックのシャツを着た場合と、さらにフリースの上着を羽織った場合では、体感温度が2.2℃違うことがわかりました。
靴下を履くと、さらに0.6℃、スリッパを履くことで0.6℃体感温度がアップしたという結果が出ています。

Page Up